明け方の夢の中。
暗闇で途方に暮れているといつのまにか白い手がスッと差し伸べられてきた。
顔も声もなかったけど肌の感触と腕の細さ加減で妻だと分かった。
それからその指がこの左耳上部をマッサージし始めたので妻だと確信する。
昨夜はぐっすり眠れなかった。だからだろうか。
生前にも寝付けない時に妻が耳や背中に触れたりもんだりしてくれて
おかげでこっちは副交感神経が優位になり入眠しやすくなるという流れ。
霊感もなくスピリチュアルにも肩入れはしないが
今も時折こういう夢を見るとやっぱり妻がそばにいると想える。