いつも心に太陽を 唇に歌を

" 晴れ時々弾き語り、のちタコス "

シンクロニシティはツイてる証拠

妻の愛読書だった『つれづれノート』の最新㊶刊を書店で見つけ購入。

こうして夫である自分が読み継いではいるものの

肝心な妻がこの世にいない以上、時々複雑な気分にもなる。

 

前にも綴ったがこれまでのシリーズを読むとそこには妻が人生や考え方において

影響を受けたり、日常生活の中でヒントや参考にした痕跡が見え隠れする。

要はそれらを発見し、在りし日の妻を愛おしく想い返したいだけなのだ。

純粋な銀色夏生ファンからすれば邪道も邪道なのは百も承知。

だけどそれは例えるならつれづれノート」という一筋の川があって

妻がかつて歩いていたその川のほとりを今さらの様に自分も歩き戻り

その景色を見ておきたい、という感じ。

 

生前の妻が川の岸辺から眺めていたものを見られる喜び。

そして今となっては自分独りが川のほとりにぽつんと佇んでいる。

二人でこれから下流に広がる同じ景色をもう拝めないのは悔しいし、

"最新刊を読んだところで..."という気持ちも無きにしもあらずだが

直後に不思議なことに遭遇する。

 

本を見つけレジに持って行く前にパラパラとめくって見ると

鹿児島の銘菓「かるかん」のくだりや桜島の挿入写真があった。

夫婦で暮らした最後の地、鹿児島。それだけでも買う甲斐がある。

支払いを済ませいつもならそのまま2F連絡通路からとっとと駅方面へ歩くのに

なぜか今日はショッピングモールの階下へ降りてみた。

そしてその1Fの催事場で見つけたのはなんと『鹿児島物産展』。

 

かるかん、焼酎、知覧茶、さつま揚げ...、おぉ、あるある。

いちき串木野市の「マグロのラーメン」の有名店(みその)の小売りパックを

手に取った時に胸が詰まる。二人でドライブがてら食べに行った店だったから。

 

普段はまったく霊感もスピリチュアルめいたものも持ち合わせてないけれど

こういう奇遇・巡り合わせって時々ある。

そこに何かしらの意味があるのかどうかまでは分からないけど

ただ、"ツイてる"と想う。