いつも心に太陽を 唇に歌を

" 晴れ時々弾き語り、のちタコス "

心の足し算の仕方

最近お気に入りの"50過ぎたらモノは引き算、心は足し算"という表現。

 

『心は足し算』の部分で想い出したのが、俳優・夏木マリ

「人生いくつ感動があるかで、終末が決まる」と言っていたこと。

それはそうだとは想いつつ、この歳になると毎日が感動の連続というのは難しい。

 

自分自身、(感動や興奮で)「鳥肌が立つ」ということは年々減っている。

残念ながら何をすればそうなるかなんて考えても分からない。

それでも書店をブラついたりYoutubeで良さげな動画があればチェックは怠らない。

 

録画していたテレビ番組を視た。「鹿児島」でのロケ番組情報があったから。

家庭料理の紹介では超有名な定番の「黒豚」や「さつま揚げ」とともに、

鳥刺し、きびなご(魚)、がね(短冊切りにしたサツマイモの天ぷら)などが出ていた。

それらを視ながら知らず知らずのうちに我が家の食卓を想い出していた。

 

ほんの2~3年前のこと。

せっかく鹿児島に住んでいるのだからと妻が「きびなごの天ぷら」や「がね」を

作って食卓に出してくれた。転勤先でそうした地元の食材だけでなく風土や景色、

文化、人情や暮らしぶりを知り得たことや体験したことはずっと心の中で

財産として残っていく。つまり、感動的な映画や本、音楽などと同等なのだ。

 

かつて妻と歩いた桜島が見渡せる海岸の散歩道を

今年5月、独りで歩きに行くことにした。

まぎれもなくそこに身を置くのは心の足し算だから。

鹿児島に置いた記憶

もしくは「想い出の足し算」と言うべきかもしれないが。