いつも心に太陽を 唇に歌を

" 晴れ時々弾き語り、のちタコス "

屋島んちゅ

台形の平らな山頂部が特徴的な景勝・屋島

これまで500回ぐらいは訪れていると想う。

妻ともとにかくよく歩いた。

息を切らせるハードな登り坂があるが一旦山頂に着けば風光明媚な散歩コース。

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突先にある遊鶴亭と呼ばれる景観スポットでは

妻の眼鏡を取り出し360°のパノラマ風に全風景がそのレンズに映るようにしてみた。

「小豆島も見えるよ。」

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嬉しかったのはいつも愛でていた桜の老木に今も蕾がたくさんあったこと。

冬の寒さからの反動をためての休眠打破、春を待つ姿に生命力を感じて。

 

せっかくだから何か屋島のものを妻の墓前に持って帰ろうと想いつき、

見場の良さげな松ぼっくりを物色しひとつだけ拾ってポケットに入れる。

 

今日もただ歩き、ただ浸った。

長期記憶の中でぐっすりと眠っていた景色や感触が一気によみがえる。

「ああ、あったあったこれ...」みたいな。

本当に来てよかった。いい旅だ。

他ならぬ妻のおかげで。

 

屋島寺と遊鶴亭で般若心経を唱えた。

 

深夜のホテルのベッドの上。

テレビでエレカシ宮本浩次

♪ "悲しみの果ては 

素晴らしい日々を送っていこうぜ"

と、絶唱していた。

 

その通りだと想った。