いつも心に太陽を 唇に歌を

" 晴れ時々弾き語り、のちタコス "

つれづれ三昧

これまでの人生でこんなに『お盆』を意識して過ごすことはなかった。

 

故人と生者の関係は百人百様だから供養に正解なんてないと想う。

 

仏間に敷いた妻のヨガマットに陣取って

妻が読めなかった「つれづれノート」を3冊読んだ。

 

銀色夏生の日常や世界観の中にあるアイテムや言葉、

ライフスタイルに感化・影響されたであろうことを感じながら。

 

実際に読んでいて随所でいろんなことを想い出し

まるで妻に出会う旅のようにページをめくる。

 

福岡に住んでいた時に

舞台として多く出て来る銀色夏生の実家がある宮崎県えびの市

妻とドライブしたことがある。道の駅にも寄ったが、その店内に今は

銀色夏生コーナーができ、またご本人も帰省時にはちょくちょく

花の苗などを買いに立ち寄っているとのこと。

 

鹿児島との県境なので知っている地名が出てくる度に嬉しくなる自分がいる。

 

本当は昔のものから順番に読むつもりだったけど

妻が未読だった最新の3刊を優先してしまい変な読み方になってしまった。

でもまだあと30冊以上あるので少しずつ過去のシリーズを読み戻ろう。

 

できればまた仏間にヨガマットを敷いて。

 読めば必ず妻と再会できる気がするから。

 

仏壇横の遺影の前に遺品を置いていたら

義母が「これも...」と言って何やら取り出してきた。

聞くと、それは妻からもらった手作りのブレスレットだと言う。

少し小さめの水晶玉のような透明のビーズに1個ずつ紐を通して作ったもの。

全部でブレスレットは3つあり全てを遺品と一緒に並べ置いた。

 

義母から

「〇〇さん(自分)のお陰でいい初盆になったわ。」と、不意に言われる。

何だかそのひと言が嬉しかった。

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【京都在住時に大原三千院にて妻が撮った「わらべ地蔵」】